自分の大事な楽器である、エレキギターや、ベース、シンセの出音を皆さんはどれだけ把握しているでしょう?恐らく殆どの人が自分の楽器の本当の出音を把握していません。何故でしょうか?
R.D.I.開発の契機はM.P.A.1の開発中にギターを繋いで出音をチェックした際の、それまで聞いたことの無い圧倒的な解像度でした。20年近く使い続けてきた、自分が一番知っているであろう楽器から、まさしく”聞いたことが無い音”が出たのです。しかも、その出音は”聞いたことが無い音”にも関わらず、”一切の嘘が感じられない音”だったのです。
これで、きちんとしたバランスアウト変換の回路をつけたら一体どんな音になるのか?これが、開発の動機です。
そして、R.D.I.(Real Direct Injection)の名が示す通り、その存在目的はアンバラのハイインピーダンスのアウトの出音、その全てを可能な限り忠実にローインピーダンス化し、バランスアウトに変換することです。
R.D.I.は圧倒的な音の立ち上がりの速さと、広帯域特性、低今変調歪みを実現し、+24dBu Outを実現したD.I.です。
音の立ち上がりの速さは密度の高さを、広帯域特性は天井の高さを、低今変調歪みは音の透明度を、それぞれ保証します。R.D.I.は同一カテゴリの他社製品と比べて、この全てのスペックで勝っています。つまり現時点で最も原音を忠実に増幅するD.I.です。
R.D.I.のマニュアルには”*基本的にI/Oに直接立ち上げて使用することを前提に設計しています。”という一文が大きなフォントで入っています。これは展開すると、世の中に存在するどんなハイエンドなHAよりもR.D.I.の増幅特性は上ですよ。といっているのと同義です。プロのレコーディングエンジニアなら、よく理解できると思いますが、R.D.I.の特性を超えるHAを搭載した卓は古今存在したことがありません。
一億円を超える卓のHAよりも圧倒的に高い解像度を是非、体験下さい。
~Specification~
Minimum Gain | 0dB | 3dB per step, 12 steps |
Maximum Gain | 33dB | |
Frequency Response | +0.02 / -0.02dB | sub 1 Hz to beyond 300 kHz |
Total Harmonic Distortion + Noise | < .0006%, Typ | 12 dB Gain, DC block Hz - 22 kHz bandwidth, +4 dBu In |
Intermodulation Distortion | < .0007%, Typ | (50 Hz & 7 kHz) 12 dB Gain, +4 dBu In |
Phase Response | < 2 degrees deviation | 12 dB Gain, 10 Hz - 200 kHz bandwidth, +4 dBu In |
Slew Rate | > 160 Volts per microsecond | 12 dB Gain, +16 dBu Out |
Maximum Input Level | +18 dBu | no attenuator pads required |
Maximum Output Level | +24dBu / +18dBu / -18dBu | Main Out / To A/D In / Unbal. Out |
Output Impedance | < 150 ohms | ±7.5V Minimum Output Swing into150 ohms |